後悔して買い替えたくない!
こんな疑問に、月1くらいで枕を買い替えるぼくがお答えしていきます。
・買ってはいけない枕の特徴5つ
・枕で後悔しないための注意点
ほぼ月1くらいで枕を買い替えているぼくですが、買って後悔をした何度か経験があります。
みなさんは買ってから後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
買ってはいけない枕の特徴5選
高さが合わない枕
高すぎる枕や低すぎる枕は、首の痛みや身体症状などを引き起こす原因となります。
いくつかの論文などでも枕の高さが重要取れています言われています。
適切な枕の高さは、頭と首に十分なサポートを提供して頸椎のストレスを軽減し、首と肩の筋肉をリラックスさせ、それによって痛みを和らげ、睡眠の質を改善します。
引用元:Ergonomic Consideration in Pillow Height Determinants and Evaluation
最も重要なパラメータは枕の高さであり、これは我々が以前に開発したSSS(Set-up for Spinal Sleep)法16,17,18)を用いて各患者の体格に合わせて調整すべきであり、他のパラメータは枕の高さを設定した後に決定すればよいと考える
引用元:Changes in neck pain and somatic symptoms before and after the adjustment of the pillow height
高さが合わない枕は、肩や首に負担がかかります
このように、自分に合った高さの枕を選ぶことは一番と言っていいくらいに重要です。
高さ調整のできるものや、オーダーメイド枕もおすすめです
柔らかすぎる枕
ふわふわの柔らかい枕は頭や首を十分にサポートしてくれないので、寝苦しさを感じやすいです。
柔らかいと寝返りが打ちずらく、また寝返りを打つたびに枕の形が変わったりして、安定しない寝姿勢になってしまいます。
柔らかい枕は、頭をのせたときにふんわり包み込むような心地よさを感じますが、睡眠中に寝返りを打ちにくくなり、同じ姿勢のまま眠る時間が長くなるので、肩や首、腰など体の節々に痛みを生じる原因にもなります。
引用元:東洋経済「「睡眠の質が低い人」が知らない枕の正しい選び方」
あとは柔らかすぎると首もとなどをサポートする力が弱くなり、睡眠の質の低下につながります。
睡眠中に枕が首や肩を適切にサポートしないと、頸椎のアライメントが変わって首の痛みを引き起こし、睡眠の質が低下することが示唆
引用元:Changes in neck pain and somatic symptoms before and after the adjustment of the pillow height
このように柔らかすぎる枕がだめだという意見は多くあります。
柔らかすぎると寝返りが打ちずらかったり、痛みの原因にもなりえます
なので適度な硬さがある枕を選ぶ方が良いとされています。
適度な硬さで、頭が沈みすぎず、しっかりとサポートしてくれる枕を選びましょう
通気性の悪い枕
頭部の湿度が高いと、特に寝つき難さの原因になります。
通気性枕に焦点を当てた研究では、オーバーヒートや発汗に関連する睡眠の中断を減らす効果があることが明らかにされている。さらに、このような研究の参加者は、通気性枕の使用によって体温調節が容易になり、快適性が向上したことを理由に、全体的な睡眠の質の向上を報告している。
引用元:The Science Behind Breathable Pillows: How They Improve Your Sleep
同様に、湿度も高すぎると発汗による放熱が行われにくくなってしまいます。これにより、熱放散できず、スムーズに寝つきにくくなる可能性が考えられます。
引用:NCNP病院「温度、湿度と睡眠」
脳や臓器など体の奥深くの体温である深部体温が下がるときに眠りが訪れます。図1に示すように、深部体温は、手足をはじめとした皮膚の表面から熱が放散されることで低下します1,2。深部体温が下がるとき、相対的に皮膚や手足の体温が上がります。この体温の上昇が早いほど、寝つきが早いことが知られています。
引用:NCNP病院「温度、湿度と睡眠」
蒸し暑いと寝返りを打つ回数が増えることも分かっています。
温度も湿度も高い蒸し暑い夏には眠り難く寝返りをうつことが分かる。
引用元:睡眠と寝具の快適性
通気性の悪さに関しても多くの方が後悔しているのが分かります。
特に汗をかきやすい方、蒸れて中途覚醒の経験がある方には通気性の良さで枕を選ぶのがおすすめです。
通気性の良い素材(TPEやファイバー素材など)を使った枕がおすすめです
へたりやすい枕
購入してしばらくは快適でも、数ヶ月使うとすぐにへたってしまう枕もおすすめしません。
すぐにへたる枕だと、短期間で低くなったり硬くなったりして、最初は良くてもすぐに自分に合わない枕になってしまいます。
へたりやすいとすぐに買い替える必要がでてきます
ちゃんとしている製品は、臨床試験などを経て耐用年数の目安が書かれていたりします。
耐用年数は長ければ長いほどいいのですが、どちらかというとへたってきたら交換することの方が重要です。
枕の耐用年数が記載されているものを選んで、適切な時期に交換しましょう
激安の海外製品
AmazonやTemuなどで売っている海外製品枕は、やはり質の低い物が多いです。
こうした激安海外製枕を5個以上買ったことがありますが、ちゃんと全部だめでした。
ファスナーがすぐ壊れたり、高反発と書いてあるのに違かったり、へんなシミが付いていたり、ニオイがきつかったり。
結構やりたい放題でした。
人生の3分の1の睡眠で使う枕にはいいものを使いましょう
まとめ:買ってはいけない枕の特徴に注意して選ぼう
「買ってはいけない枕の特徴」について解説してみました。
枕選びに失敗しないためには、自分の寝姿勢に合った正しい高さの枕を選ぶことが特に重要です。
自分に合った枕が作れるので、最速で最適な枕を使いたいならオーダーメイド枕一択です。
値段が高いイメージがありますが、意外と1万円台でも買える安いオーダーメイド枕もあります。
また注意点として、オーダーメイド枕でも後悔する場合があるので注意点など解説してみました。
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