買ってから後悔したくない!
こんな疑問に、月1くらいで枕を買い替えるぼくがお答えしていきます。
・買ってはいけない枕の特徴7つ
・枕で後悔しないための注意点
ほぼ月1くらいで枕を買い替えているぼくですが、何度か買って後悔をした経験があります。
みなさんは買ってから後悔しないためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
買ってはいけない枕の特徴7選
高さが合わない枕
高すぎる枕や低すぎる枕は、首の痛みや身体症状などを引き起こす原因となります。
いくつかの論文などでも枕の高さが重要と示唆されています。
適切な枕の高さは、頭と首に十分なサポートを提供して頸椎のストレスを軽減し、首と肩の筋肉をリラックスさせ、それによって痛みを和らげ、睡眠の質を改善します。
引用元:Ergonomic Consideration in Pillow Height Determinants and Evaluation
最も重要なパラメータは枕の高さであり、これは我々が以前に開発したSSS(Set-up for Spinal Sleep)法16,17,18)を用いて各患者の体格に合わせて調整すべきであり、他のパラメータは枕の高さを設定した後に決定すればよいと考える
引用元:Changes in neck pain and somatic symptoms before and after the adjustment of the pillow height
高さが合わない枕は肩や首に負担がかかる
このように、自分に合った高さの枕を選ぶことは一番と言っていいくらいに重要です。
自分の寝姿勢に合った高さの枕を選ぼう。店舗で試すか、専門店で計測してもらうのもおすすめです
柔らかすぎる枕
ふわふわの柔らかい枕は頭や首を十分にサポートしてくれないので、寝苦しさを感じやすいです。
柔らかいと寝返りが打ちずらく、また寝返りを打つたびに枕の形が変わったりして、安定しない寝姿勢になってしまいます。
柔らかい枕は、頭をのせたときにふんわり包み込むような心地よさを感じますが、睡眠中に寝返りを打ちにくくなり、同じ姿勢のまま眠る時間が長くなるので、肩や首、腰など体の節々に痛みを生じる原因にもなります。
引用元:東洋経済「「睡眠の質が低い人」が知らない枕の正しい選び方」
あとは柔らかすぎると首もとなどをサポートする力が弱くなり、睡眠の質の低下につながります。
睡眠中に枕が首や肩を適切にサポートしないと、頸椎のアライメントが変わって首の痛みを引き起こし、睡眠の質が低下することが示唆
引用元:Changes in neck pain and somatic symptoms before and after the adjustment of the pillow height
このように柔らかすぎる枕がだめだという意見も多くみられました。
柔らかすぎると寝返りが打ちずらかったり、首や肩をサポートしてくれない
なので適度な硬さがある枕を選ぶ方が良いとされています。
適度な硬さで、頭が沈みすぎず、しっかりとサポートしてくれる枕を選ぼう
通気性の悪い枕
寝汗をかきやすい人にとって、通気性の悪い枕は眠れない原因になります。
通気性枕に焦点を当てた研究では、オーバーヒートや発汗に関連する睡眠の中断を減らす効果があることが明らかにされている。さらに、このような研究の参加者は、通気性枕の使用によって体温調節が容易になり、快適性が向上したことを理由に、全体的な睡眠の質の向上を報告している。
引用元:The Science Behind Breathable Pillows: How They Improve Your Sleep
また、通気性が悪い枕は湿気がこもりやすく、枕の表面や内部にカビやダニの発生のリスクも高まります。
また、蒸し暑いと寝返りを打つ回数が増えることも分かっています。
温度も湿度も高い蒸し暑い夏には眠り難く寝返りをうつことが分かる。
引用元:睡眠と寝具の快適性
通気性の悪さに関しても多くの方が後悔しているのが分かります。
通気性が悪い枕だと蒸れやすく湿った状態が続いて、快適な睡眠が得られない
特に汗をかきやすい方、蒸れて中途覚醒の経験がある方には通気性の良さで枕を選ぶのがおすすめです。
通気性の良い素材(TPEやファイバー素材など)を使った枕を選ぼう
へたりやすい枕
購入してしばらくは快適でも、数ヶ月使うとすぐにへたってしまう枕もおすすめしません。
すぐにへたる枕だと、短期間で低くなったり硬くなったりして、最初は良くてもすぐに自分に合わない枕になってしまいます。
へたりやすいとすぐに買い替える必要がでてくる
ちゃんとしている製品は、臨床試験などを経て耐用年数の目安が書かれていたりします。
耐用年数は長ければ長いほどいいのですが、どちらかというとへたってきたら交換することの方が重要です。
枕の耐用年数が記載されているものを選んで、適切な時期に交換しよう
寝姿勢に合わない枕
枕は、寝姿勢によって最適な形や高さが異なります。
仰向け寝、横向き寝、うつ伏せ寝など、それぞれの寝姿勢に合った枕を選ばないと合わない枕だと感じてしまいます。
仰向け・横向きの両方でも寝る方にはサイドがやや高めになっているのが個人的なおすすめです。
また、横向きの場合はマットレスが硬いと寝づらいこともあるので、場合によってはマットレスから見直す必要もあります。
自分の寝姿勢を把握して、寝姿勢に合った寝具を選ぼう
広告で過剰にアピールされた枕
「これさえ使えば、完璧な睡眠が得られる!」というような広告が過剰な枕には注意です。
特に高価格帯の商品で、広告に頼りすぎて効果が実際には伴わない場合もあります。
広告に流されて高額な枕を買っても、実際に自分に合わなければ「意味がない」と感じるし、代償(お金)もでかいです。
口コミやレビューを確認したり、実際に店舗で試してみよう
返品や交換ができない枕
実際に使ってみて合わなかった場合に返品や交換ができないと、合わなかった場合に後悔します。
枕は実際に使用してみないと、フィット感や寝心地がわかりません。
試用期間が設けられていない枕を購入すると、合わないリスクが生じます。
もしくは店舗などで試してみてから購入することをおすすめします。
購入前に返品や交換が可能か確認したり、店舗等で実際に試してみよう
まとめ:買ってはいけない枕の特徴に注意して選ぼう
「買ってはいけない枕の特徴」について解説してみました。
枕選びに失敗しないためには、自分の寝姿勢に合った正しい高さの枕を選ぶことが特に重要です。
自分に合った枕が作れるので、最速で最適な枕を使いたいならオーダーメイド枕一択です。
値段が高いイメージがありますが、意外と1万円台でも買える安いオーダーメイド枕もあります。
また注意点として、オーダーメイド枕でも後悔する場合があるので注意点など解説してみました。
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