・通気性が悪い
・基本的に水洗いできない
・独特なニオイが気になる
こんにちは、まくらおたくです。
月1くらいで枕を買い替えている枕のオタクです。
そんなぼくですが、ウレタン枕が正直あまり好きではないのでその理由をご紹介します。
まくらおたく
- 枕の累計購入額10万円以上
- 月1くらいで新しい枕を試しています
- ウレタン枕を何個か実体験済み
ウレタン枕のデメリット3選
それでは、何個かウレタン枕を使ったぼくが感じるデメリットを3つご紹介します。
通気性が悪い
ウレタン枕は基本的に通気性が悪いです。
夏場の蒸し暑い夜なんかは、ウレタン枕の寝心地はあまりいい思い出がありません。
蒸れて寝にくい経験がある方は、他の素材の枕がおすすめです。
基本的に水洗いができない
ウレタン枕は基本的に水洗いができないので、長く衛生的に使うにはおすすめできません。
できたとしてもウレタンの表面を濡れたタオルでさっと拭くくらいです。
理由は一度水を含むと乾きづらいからです。
ウレタンフォームはスポンジ状になっているため吸収率がよく、
水分を溜め込んでしまい、完全に乾かすのが難しいからです。
引用元:さわやかクリーニングタチハナ
乾きずらいと、カビや菌の繁殖につながって余計に衛生状態が悪くなることも。
また天日干しはウレタン素材の劣化につながるので、基本的に陰干ししかできないです。
中身の軟質ポリウレタンフォームについては、最近では洗える仕様のものも開発されていますので…
引用元:ウレタンフォーム工業会
独特なニオイが気になる
独特なニオイがする枕もあります。
こういったニオイに関しては、次第に消えていったり慣れたりします。
もし、臭いで違和感がある場合、風通しの良い日陰に2~3日放置しますと、臭いはかなり低減します。
引用元;日本ウレタン工業協会
なので個人的にはそこまで不安に思う必要がないデメリットです。
ただ、ウレタン枕のレビューにおいて、稀にニオイが気になって眠れないという意見もあるのでデメリットに挙げてます。
ウレタン枕のにおいの原因について知りたい方は下の記事をご覧ください。
ウレタン枕のメリットは?
ウレタン素材の枕が他の素材と比較して優れている部分は次の2つです。
比較的安い
ウレタン素材がそこまで高価ではないので、枕自体も比較的安め〜普通くらいの価格帯が多いです。
ちょっと専門的な話ですが、枕に使われるウレタンは軟質ウレタンフォームが一般的です。
加工のしやすさ、復元力(圧力かけても元に戻りやすい)などの特徴があって、枕などの寝具に使われるようになった様子です。
加工のしやすさなどから工業面で大量生産がしやすいためか、枕自体の価格も比較的抑えられています。
寝心地に安定感がある
寝心地に安定感があるのも魅力の一つです。
枕の素材が詰め物系のタイプだと、寝返りとかで中材が奥に偏ったりすることもあります。(特に首もと)
そうすると、枕の同じ位置に頭部をおいても偏り次第で寝心地が変わったりします。
ウレタン枕は中身が一つの塊で、頭部の圧力でへこんでもしっかりと復元してくれるので、安定感があるなという印象です。
ウレタン枕を選ぶべきか?選ばないべきか?
ウレタン枕の特徴を元に、ぼく個人の経験も踏まえておすすめできる人とそうでない人の特徴を分けてみました。
おすすめの人 | じゃない人 |
---|---|
安定感が欲しい 通気性気にしない | 通気性が気になる 寝汗が多い 長く枕を使いたい |
ぼくは結構汗をかきやすいので、あまり体質に合った素材じゃないと感じています。
あとは定期的に枕を買い替える習慣があるなら大丈夫ですが、長く(5年以上)枕を使うような方にはおすすめしません。
ちなみにウレタン枕素材の寿命は長くて5年くらい
ウレタン枕は長くて5年持てばいい方です。
諸説ありますが3年前後で買い替えるのが良いと言われます。
もちろん素材自体の質の高さや使い方、環境によっても異なります。
寿命の原因は次の要素です。
・へたると元に戻らない
・洗えないのでカビなど菌が繁殖しやすい
軟質ポリウレタンフォームに荷重をかけた時、厚みや硬さが減じる現象を「ヘタリ」といい、この大小は…
引用元:ウレタンフォーム工業会
スポンジもウレタンなのでイメージしやすいと思いますが、使っていくうちになんか萎んできませんか?
枕のウレタンはスポンジよりか長持ちしますが、ただ同じように一度へたると元に戻らないのが特徴です。
ウレタン枕の寿命は1~3年
引用元:エマ・スリープ
ウレタンフォーム枕は、使用年数が長くなると枕の弾性が失われていきます。
ウレタン枕には低反発のものと高反発のものがありますが、いずれも寿命は3~5年程度です。
(一部略)また、頭を置く部分を中心に劣化が進んでいきます。
引用元:VENUSBED LIBRARY
またウレタン枕のカビの検出結果によると、5年使われた枕でかなりのカビが検出されたという情報もあります。
同じ枕からカビを検出した結果、表面では素材、使用年数で大きな差はみられなかったものの、どの枕からも1万個以上ものカビが検出されました。
引用元:PR TIMES
枕本体を洗えなかったり、通気性も悪いので雑菌が繁殖しやすいようで、長期の使用にはあまりおすすめしません。
結論!ウレタン枕は個人的にあまりおすすめできない
ひとそれぞれ感じ方は異なるとは思いますが、個人的にはあまりおすすめではないことをご紹介しました。
特にぼくの場合は寝汗が多いのもあるので、通気性の悪さが気になってしまうことが多いです。
工業面での加工・生産のしやすさや、安定感の良さからよく見かける枕の素材ですが、最近は他の素材の枕も多いです。
特に個人的にはTPE素材の枕がおすすめです。
TPE素材の枕に関してもデメリットなど解説しているので良ければ参考にしてください。
コメント