実はもともと枕が苦手で使っていませんでした。
気が付くと今では、寝具、特に枕に一番お金をかける生活になっていました。
そもそもぼくは枕以前に、寝ること自体も苦手です。
不眠症で睡眠薬を飲んでいた時期もあります。
一晩中寝付けないなんてざらにありました。
今ではだいぶ改善しましたが、それまであったいろんなこと含めて、枕難民になって枕のオタクになったぼくの経緯を簡単にお話しします。
枕難民って何だろう?
枕難民とは、様々な枕を買っては試しているものの、自分に合った枕にめぐり合えていない人のことを指します。
もちろん、人それぞれ置かれている状況は違うと思います。
でも、みんなに共通するのは「良い睡眠にありつきたい」という点です。
睡眠に不満があり、その原因の一つが「枕が合わないこと」だと感じ、自分に合った枕を探している人たち。
それが枕難民です。
ぼくもまさにこれでした。
「まくらおたく」なんて大した名前をつけてますが、最初は自分にあったベスト枕が見つけられていないただの枕難民でした。
どうして枕を使ってなかったんだろう
枕を使わない人にはそれぞれ様々な背景があります。
ぼくのケースで言えば、一つは子供のころに原因があると思っています。
子供のころに使っていた枕がデカすぎた
振り返ると子供のころ、枕をいつも頭上に押しやって寝ていました。
枕を使う方が寝にくいと思っていました。
今思うとそれは、シンプルに子どもの体型に合った枕を使っていなかったからだと思っています。
苦手意識があるからか、枕へのこだわりが強めです。
「もっといい枕があるはずだ」
と、こんな感じで満足のいく枕へのこだわりが増し増し状態になっています。
そもそも寝つきが悪い
もう一つの原因が、生来の寝つきの悪さです。
ぼくはかなり寝つきが悪い方です。
今では多少改善しましたが、昔は慣れた部屋&真っ暗&無音状態じゃないと寝つけませんでした。
それでも、今でも寝つくまでに30分~1時間程度かかってしまいます。
寝つきが悪いと、寝つくまでの間にかなり体が動きます。
その時、枕が合わないと邪魔だなと感じることが多いです。
枕を意識する時間が長い分、相性が重要になってしまうのかなと考えています。
枕を使わなかったぼくが使うようになったきっかけ
学生時代、高級ホテルでベッドメイキングをしていたことがあります。
そのホテルは従業員の部屋もきれいで、枕は客室と同じものでした。
それまでぼくは、子供のころの習慣から枕を使わずに寝ていました。
でも、高級ホテルと同じものだし、せっかくなら使ってみようと思ったところ。
実は高級ホテルといえど、意外と枕はたいしたものを使っていません。
また、ホテルの枕は一般的に寝にくいとも言われています。
でも、それまで自分の中で「枕は逆に寝にくくなるもの」だと思っていたので、意外と寝やすいことに驚きました。
むしろ、寝つきが良くなりました。
それが、ぼくの中で枕は睡眠に必要なものだと思うきっかけになり、自分に合った枕を探していくことになります。
寝具を変えていく中で起こった変化
ホテルでの枕との再会をきっかけに、寝具などを少しずつ見直すようになりました。
すると、シンプルに睡眠に関する悩みが減りました。
特に寝つきの改善はかなり感じています。
まだ悩みが0になったわけではありません。
むしろ、現状でも普通の人より悩みが多いと思います。
でも、寝具を変えていく中でよい方向に向かっていったことを実感しています。
そして、寝具以外にもさまざまな睡眠に良いアイテムがあることも知りました。
今後も、枕をはじめとしたほかの寝具も含め、より自分にあったものを探していきたいです。
枕難民には寝ることが大好きな人たちが多い
統計とかがあるわけではありません。
ようするにぼくの実体験であり、仮説になります。
寝ることが大好き=いつも起きたくない(布団から出たくない)って思っている=満足な睡眠ができていない
ぼく自身、寝ることが大好きです。
一日の睡眠時間が長くて、学生時代は教室でも寝てしまっていたし、寝ることが最高に幸せでした。
でもそれって、逆に言えば普段の睡眠の質が悪いからでは?と思うようになりました。
睡眠の質が悪いから、長く寝てしまうし、夜ちゃんと寝れていないからお昼に寝てしまう。
枕難民は、今の睡眠になにかしら満足のいかない点がある人たちです。
つまり、睡眠の質が低い可能性があります。
すると、朝起きづらかったりして、もっと寝てたいと思う。
そうして「寝ることが大好き人間」になってしまうということです。
まくらおたくとしてやりたいこと
枕や寝具の情報を探していく中で、素人のリアルな声が意外とネットにないことを感じていました。
あったとしても、どんな体格でどんな硬さが好みの方が書いているのかが分からなくて、結局参考にしずらいと感じていました。
今後も寝具にこだわって沢山試していきたいと思っているし、せっかくならその使用感を発信しつつ試した方がいいと考えました。
自分が後で振り返れるように、そしてぼくと似たような悩みを持つ人たちの役に立てるように。
そんな思いで、このぼく「まくらおたく」はブログを運営しています。
昔の自分に届くように、はやくにきっかけを掴むことができるように、遠回りしないように。
このブログが皆さんのお役に立てる機会があればうれしい限りです。